こんにちは。トレーナー本川です。
今回は加圧トレーニング前後にオススメ。ウナギについて取り上げていきます。
1,土用の丑の日の起源
あれ?ウナギは夏に食べるものでは?と思った方も多いはず。
それもそのはず。ウナギが一年で最も売れるのは7月の「土用の丑の日」です。
これは日本人であれば誰もが知っており、一度は土用の丑の日にウナギを食べた事があるはずです。
土用の丑の日が作られたのはは江戸時代、平賀源内という方が夏にウナギが売れない事を危惧して制定されて、その文化が現代まで色濃く残っているのです。
そのため実は夏に食べるウナギは冬ほど栄養はなく、本来のウナギのポテンシャルが発揮されるのはズバリ冬なのです。なお、旬の食材は他の季節に比べて栄養価が2~3倍違うとも言われています。ウナギに限らず旬のものを普段から意識すると良質な栄養を摂る事ができますよ。
2.ウナギの栄養とは?
ウナギはもちろんお魚のため、タンパク質が豊富。また魚の長所として良質な脂質(EPA、DHA)といった脂質を含む点があげられます。
しかしそれ以外にもウナギにはビタミン、ミネラルが豊富です。昔から疲労回復、滋養強壮に効果的と言われている栄養素をご紹介。
・ビタミンA
ビタミンのなかでウナギに最も多く含まれているのがビタミンA。抗酸化物質と呼ばれ、免疫を高めてくれる効果、そして皮膚や粘膜を正常に保つ効果があります。
この時期はウイルスなどが流行る時期、なおかつ乾燥もしていますので、ビタミンAは必要ですね!
・ビタミンB群
ビタミンB群のなかでもビタミンB1、ビタミンB2が特に多いと言われます。
ビタミンB群がもたらす働きは疲労軽減、糖質(ビタミンB1)、脂質(ビタミンB2)からエネルギーを作り出す際に使われます。
加圧トレーニングの際もエネルギーを効率良く使えるようにするために必要ですね。
・亜鉛
味覚を正常に保ち、新陳代謝を高めるために必要な栄養素と言われています。また生殖機能の維持にも役立っています。
以上の主な栄養素を考えると疲労が溜まっているときや、運動でエネルギーを多く使った後(特に加圧トレーニング)なんかはウナギの摂取のタイミングと言えるでしょう。
ぜひウナギは冬の脂がのっているうちに食べてみてください。そして食べたら加圧トレーニングで身体を燃焼ですよ!