皆さんこんにちは!
加圧パーソナルトレーナー岡本です!
大根×梅干しで便秘解消!
便秘を解消するため、食事を見直す人も多いのではないでしょうか?
そこでオススメしたいのが、大根と梅干しを組み合わせた食事療法です!
・大根には、腸内に溜まった便を排出するのに有効な成分が含まれてます。
・梅干しと一緒に食べることで、さらに効果が高まると考えられています。
今回は、大根と梅干しの成分と働きを勉強していきましょう!
・排便を促す食材の代表格→大根
便秘解消に効果的な大根の成分と働き
・水分
大根の成分はその95%が水分です。水分は腸内の便を柔らかくし、排出しやすい状態へ整えてくれると考えられています。
・食物繊維
便のカサを増す不溶性食物繊維が多く含まれています。不溶性食物繊維は腸内の善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やしてくれるため、腸内環境を整える効果も期待できます。
・消化酵素
でんぷんを分解するジアスターゼ、たんぱく質を分解するプロテアーゼ、脂肪を分解するリパーゼなど、消化酵素が豊富です。消化不良を解消し、胃腸の働きを助けてくれます。酵素は熱に弱いため、より効果的に摂取するにはおろして食べるのがよいでしょう。
・ビタミンC
腸内で善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やす効果が期待されます。特に大根の葉に多く含まれるため、葉も残さず食べるのがオススメです。
上記のように、大根にはさまざまな便秘解消に効果的な成分が含まれていますが、特に注目したいのは、豊富な水分と不溶性食物繊維が同時に摂取できる点です。これにより、排出しやすい状態の便が作られるため、すっきりとしたお通じが得やすくなるといえます。
・腸を健やかに整える、梅干しの滋養
便秘解消に効果的な梅干しの成分と働き
・クエン酸
クエン酸は腸に刺激を与え、ぜん動運動を促してくれます。またクエン酸には、腸内環境を整える効果も期待できます。
・カテキン酸
抗菌・滅菌作用があり、腸内環境を整えながら腸を活発に働かせる効果が期待できます。
・植物性乳酸菌
腸内で善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やしてくれる植物性乳酸菌が含まれています。植物性乳酸菌は胃酸に強いので、生きたまま腸まで届くと考えられています。
・マグネシウム
便の水分量を増やし、排出しやすい柔らかな状態へ整えてくれます。
梅干しにも便秘解消に有効なさまざまな成分が含まれています。特に、腸のぜん動運動を促す作用のあるクエン酸は、ほかの酸味のある果物などと比較した場合、含有率が高いことが分かっています。少量の梅干しを摂取するだけでクエン酸がしっかり摂取できるのは、大きなメリットと言えます。
まとめ
大根にも梅干しにも、便秘解消に有効な成分が豊富であることが分かりました。つまり、この2つを一緒に食べることで、便秘解消の相乗効果が得られると考えられます。これに焦点を当てた食事療法が、“梅流し”です。
次回は梅流しの作り方や食べ方についてご紹介していきますのでお楽しみに!