こんにちは。トレーナー本川です。
アームで行われている加圧トレーニングの利点として挙げられるのが「血行促進」です。
そして最近ブームが起きているサウナも「血行促進」することでととのいます。
どちらも血行促進という効果ですが、その違いにとは何か?ということで今回は加圧トレーニングとサウナの血行促進について取り上げます。
今回はサウナ好き必見です!
1.加圧の血行促進効果
まずは加圧から。
加圧は専用のベルトを使い圧を入れます。加圧を行うことで血流を制限したなかでトレーニングを行うことで血管拡張、普段血流が行き渡らない毛細血管まで血流が流れます。
そして除圧をすることで、圧迫されて制限された血流が流れて血流促進に繋がります。また筋肉が緩むことで、筋肉の柔軟性が促進されます。
特に最近アームで取り入れている加圧サイクルでは加圧と除圧を繰り返すことで、この効果を最大限に生かすことができます。血管に弾力が蘇り、血行が良くなり、血流量が多くなるという効果が表れ、新陳代謝が活発になります。
2.サウナの血行促進効果
次にサウナの血行促進効果について。
サウナ室に入ることで、身体が高温にさらされて血管は拡張します。このことで筋肉中に流れる血液量も増えます。
そしてサウナに入ったあとに水風呂に入ることで、血管は収縮します。この繰り返しを行うで血管のポンプ機能を高めることができます。その間に休息を得る事で、昨年流行語になった「ととのう」という状態になります。
ちなみにととのうことで得られるメリットは
・疲れ、肩こり、腰痛緩和
・自律神経が正常になり眠りの質が上がります。
・神経が沈静化して、集中力が上がります。
・皮脂、皮下組織を洗浄して、お肌をキレイにしてくれます。
といった点です。
ちなみに余談ですが、サウナ→水風呂→休憩の目安の時間としては、
・サウナ 6~12分
・水風呂 1~2分
・休憩 ~10分
を3セット繰り返すのが一般的です。セットを繰り返すという考えはトレーニングと一緒ですね。
3.加圧トレーニングとサウナの違い
さてこのふたつの血流促進の違いを簡単にまとめました。
・成長ホルモンを分泌できるのは加圧ならでは。
・短時間で効率よく効果を出すのが加圧。長い時間をかけて身体をリラックスできるのがサウナの特徴。
・加圧は成長ホルモンの力でお肌をキレイに。サウナは汗をかきながらお肌をキレイに。
・共に血管の拡張、収縮の繰り返しで血流を促進。加圧(特に加圧サイクル)の場合は短時間。サウナは長い時間かけてゆっくりと繰り返します。
といった点です。
そしてトレーナー本川のオススメは、
加圧→サウナ
の流れが最も効果的でしょう。なぜなら、
・加圧で汗をかいてからサウナで身体をキレイにしてスッキリできるから。
・運動の疲労を回復するためにサウナをはじめとして入浴でリラックスする。
当たり前ですが汗をかいたら汗を流したいですもんね。
ぜひ皆様も、お時間がありましたらアームで加圧トレーニングをしてから、お近くの銭湯やスーパー銭湯でもうひと汗流して、心も身体もスッキリしてみてはいかがでしょうか?